
詩の知識を増やそうと、図書館利用は楽しく続いています。
(僕はこれまで大好きな銀色夏生さんの詩集しか読んだことがなかったので)
ほんと図書館ってありがたいですね〜!
そんな中で出会った超ド級グレート極まりないヤツ♪
どどん!『現代詩大事典』! (現代短歌大事典、現代俳句大事典と3部作のひとつです)
大事典とゆーからに、明治・大正・昭和をメインに詩に関するありとあらゆるコトがぎっしりと詰まりまくった全832ページ!
見つけた時はこの分厚さにビビって腕わなわなしちゃいました。
ざっくり内容はというと、
『現代詩大事典』
監修/ 安藤元雄 大岡信 中村稔
【詩人(評論家)】
・詩人(評論家合む)、約1000人掲載。
・人名(詩人・評論家)項目は、原則、〈略歴〉〈作風〉〈詩集・雑誌〉〈代表詩鑑買〉〈参考文献〉から構成。なお、代表的詩人には〈評価,研究史〉を加えた。
・詩人の人間像にせまる〈代表詩鑑賞〉約100編、総掲載時約200編。 解説は正確を期し、代表詩の出典 (刊行年・月・出版社名)まで詳細に記述。
【事項(雑誌・書籍・詩用語)】
・事項項目(雑誌・書籍・詩用語他)約500項目。
雑誌項目は、原則、〈創刊〉〈歴史〉〈特色〉《参考文献》、事項(詩論,用語 他)項目は、原則〈語義〉〈実例〉〈参考文献〉から構成
とまぁ、歴史、出来事、詩人、詩集・雑誌、詩の技法、代表詩などなどな〜どがぎっしりと詰め込まれたまさしく大事典でした!!
いやぁ、よくぞこんな壮大なものを、、と本を前に頭が下がる思いでした。
さてさて感想はというと、まず第一に、
「こんなに沢山の詩人が正式に記録として残ってるんだ!!」
「こんなにおびただしい数の詩の同人誌がかつてあったんだ!!」
とそりゃもうびっくりしました。
今では小説にその座を取って代わられましたがかつては詩ってメジャーだったんだなと。。
そして次に、
「時代が詩に与えた影響」
戦争があったりメディアの形態が変わったり、やっぱり “時代” が与える影響はデカいなと。。
さらに、
「色んな詩の技法」
あの詩人この詩人の作風はこういう流れからきているのか、ほぉ〜ほぉ〜、、と。。
「これはスマホにメモっておかねばっ!」
と、スマホのメモ帳に打ち込み始めて7秒、、。
「あかん!こんな手入力してたら何日かかるか分からんじゃん!?」
すぐに思いました。そこで!!
☆グーグルレンズ「テキスト」で写メ→コピー→メモ帳にペースト→読込ミスを自分で修正☆
(写メで撮るので余計なエリアの文字が入ったり、詩なので旧かな使いが別の文字に変換されちゃったり、改行で半角分空いちゃったりするのです)
これがめっちゃ役立ちましたっ!!
(大量の情報を扱うにはすごく便利)
ありがとう文明の利器♪
ありがとうグーグルさん♪
( ;∀;)感涙
まぁね、、大事典を読んだからといって僕がいい詩をかけるかってのはまたぜ~んぜん別問題なんですが、これからの詩作の糧になるお勉強にはなったと思います。、、そう思いたいっ♪
この大事典、アマゾンでググったら定価13,200円の代物でした。欲しいけど買えないなぁ。。
という訳で、もしお近くの図書館にあれば手に取ってみるのも面白いかも知れませんよ〜♪
(o^^o)
「ここまででなくっていいからもうちょいサクッと読みたいナ」
っていう方には、
『日本の詩史』でくのぼう出版(1993/7/1)
174ページ
が明治15年〜昭和57年のざっくりした流れが読めてオススメですっ♪
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